Google Cloud DataLabのTensorFlowをUpdate
(この項目はTensorFlow r1.0リリース前に、最新版のTensorFlowに更新した際の情報です。ライブラリの更新が必要な時に参考にしてください)
チュートリアルに必要なTensorFlowのVersionは、1.0.0です。
Dockerコンテナ一覧
docker ps -a
でDockerコンテナの一覧を取得する。(詳細はman docker-ps)
$ docker ps -a
Dockerコンテナとは:Dockerイメージをdocker runすることで作られるDockerインスタンスのこと。dockerが実行するプロセスイメージ。docker stop/startで停止/起動が可能。
Consoleへログイン
取得したNameもしくは、コンテナIDを指定して、ログインする。
[コンテナIDで起動IDで起動]
$ docker exec -it コンテナID /bin/bash
[Nameで起動]
$ docker exec -it MAME /bin/bash
PythonのVersion
ConsoleにログインしたらPythonのVersionを調べる。
$ python -V
Python 2.7.9
TensorFlow 1.0.0へUpdate
Python 2.7系で、TensorFlow 1.0.0にUpdateする。
$ export TF_BINARY_URL=https://storage.googleapis.com/tensorflow/linux/cpu/tensorflow-1.0.0rc0-cp27-none-linux_x86_64.whl
$ pip install --ignore-installed --upgrade $TF_BINARY_URL
または
pip install tensorflow -U
Updateの確認
一通りアップデートが終わったら
$ pip list
でtensorflowのバージョンを確認し、tensorflow (1.0.0RC0)
が見つかればUpdateされている。
Dockerに保存
最後に、TF1.0.0RC0にUpdateされた状態でDockerを保存する。
再び、docker ps
で、起動しているDockerコンテナ一覧を取得する。
$ docker ps
コンテナIDをコピーし、下記のコマンドで変更をコミットする
$ docker commit -m "tensorflow version up" 19627749df78 datalab_tf1
引数 | 意味 |
---|---|
-m "tensorflow version up" | 好きなコメントを記載 |
19627749df78 | docker ps で確認した各自のCONTAINER ID |
datalab_tf1 | 任意の名前 |
コミットが無事成功したら
$ docker images
で好きな名前をつけたimageが作成されていることを確認する
Datalabの再起動
DONTAINER IDを指定して、起動中のDockerを停止する。
$ docker stop 19627749df78
[OS Xで実行:プロジェクトIDを指定]
$ cd ~
$ mkdir -p ./datalab
$ docker run -it -p 127.0.0.1:8081:8080 -p 6006:6006 -v "${HOME}/datalab:/content" \
-e "PROJECT_ID=プロジェクトID" \
datalab_tf1
[OS Xで実行:プロジェクトIDを未指定]
$ cd ~
$ mkdir -p ./datalab
$ docker run -it -p 127.0.0.1:8081:8080 -p 6006:6006 -v "${HOME}/datalab:/content" \
datalab_tf1
Consoleへログイン
取得したNameもしくは、コンテナIDを指定して、ログインする。
[コンテナIDで起動]
$ docker exec -it コンテナID /bin/bash
[Nameで起動]
$ docker exec -it MAME /bin/bash
最後に、
$ pip list
をし、tensorflow (1.0.0RC0)
を確認できれば、正常にDocker Imageが生成された事になる。